[香り]
枯れ草を思わせる甘くてドライな香り。
[相性のいい精油]
安息香、オレンジ、グレープフルーツ
[植物の特徴]
エッセンシャルオイル(精油)になるスミレが多く生産されているのはフランスとエジプト。青か紫の花から冷浸法(アンフラルージュ)で精油を抽出します。スミレ科スミレ属の、寒さには強いが暑さにはかなり弱い多年草です。西アジアからヨーロッパ、北アフリカの広い範囲に分布し、また、バラ、ラヴェンダーとならぶ香水の原料花として、古くから栽培されています。
[芳香剤としての歴史]
ヨーロッパでは化粧品や香水として昔から使われてきました。砂糖漬けの菓子が薬として使われた時代もあります。現代では二種類ある香り(パルマとビクトリアナ)のうちビクトリアナが好まれています。
[ヒーリング作用]
緩下作用、去痰作用、抗胸部感染作用
[肌への効果]
強力な殺菌消毒作用があるため、創傷や炎症を和らげたり、乳首のヒビを治癒する力があります。
[精神作用]
鎮静特性があり、怒りと不安を鎮めて穏やかな睡眠を招きます。
[身体的作用]
呼吸器系に作用して息切れや百日咳の症状を緩和するほか、のどの痛みや胸膜炎を緩和します。利尿作用があるほか肝臓にも働きかけ、黄疸や二日酔いを解消します。更年期の過敏症や顔面潮紅も解決します。